Joe Ellis のLIFE FORCE Open Air 2019の出演が決定しました。先ず始めに今回の急なブッキングにも関わらず快く協力してくれたSlagbat に感謝します。Joe Ellisは過去にLIFE FORCE に出演してくれたLeifの盟友で、アンダーグラウンド・シーンで人気を誇るUKウェールズのフェスティバルFreerotationのレジデントDJの一人です。そして彼は毎年フェスティバルでは欠かせない、素晴らしいプレイを披露する事でも知られています。私が参加したFreerotation 2014年のレビューでもそのプレイの良さについて言及しています。
また、Leifと共に、素晴らしいダンスミュージックをリリースするUntilmyheartstopsを運営しています。過去にリリースしたアーティストはJoey Anderson, Steevio, Duckett, Arnaldo, Leifやそして兄弟であるTom Ellisなどが名を連ね、実験精神に満ち溢れた作品を紹介し続けています。その一連のリリースはドイツのGaldoorsと同じく、ミニマルやマイクロハウスを通過したその先にあるネクストレベルなサウンドを追求しています。RAのLable of the monthで特集されているので詳しくは記事をチェックしてみください。
個人的な話ではLeifにFreerotation 2014の会場で声を掛けて、その年のLIFE FORCE Open Airにも出演してもらいました。その後は彼のLondonの自宅にも招いて泊めてもらい、手料理を振る舞ってもらったり、レコード屋でディグしたりと短い期間でしたが、とても良い時間を過ごしました。その時にLeifに「オススメのDJは誰?」と質問した時に最初に挙げた名前がJoe Ellisです。それから毎年Freerotationの出演者のライブ音源をチェックするのを楽しみにしてましたが、今年はJoe Ellisの音源が特に素晴らしく何度もリピートして聴いていました。透明で浮遊感漂うエレガントな楽曲群、ミニマルなグルーヴからブロークンビーツに展開するスムーズなミックスを披露しています。膨大な量の楽曲群から厳選し、綿密に構成してるように思わされる完成度が高い内容です。
絶妙なタイミングで実現したJoe Ellisの出演。過去にLIFE FORCEに出演したAntonZapやLeifにも通づる、アトモスフェリックなディープ・ハウスが好きな方には、今回の神秘的なロケーションで是非体験して欲しいDJです。
MaNA (LIFE FORCE)